岩手 中2自殺 いじめ解決はチームで解決を
岩手の中2男子が自殺した事件で、学校は「箝口令」をひきながらもいじめがあったということは認めました。
それは、大きな一歩だと思います。
しかし、中2男子の父親は、加害児童を暴行罪等で告訴にふみきったようですね。
これからは司法の場でどんな審議がなされるのか注目したいと思います。
また、いじめ暴行罪での告訴という報道を受けて、全国のいじめ加害者たちが自分の行動を振り返るきっかけになってくれることを願います。
ところで、この男子の担任の先生は、同僚にも校長にも相談しなかったようです。
この件について、校長先生は休憩時間に職員室に戻って他の教職員と話したりする者もいるが、この担任は教室で生徒に声掛けをするなど指導に力を入れていた。学年内でも自分が生徒指導をリードしていかねばという意識があり、自分が相談するより他の教員から相談されていた」と述べたとのことです。
違和感を感じるのは私だけでしょうか?
いじめがあったら、まず校長には報告をすべきなのではなかったのでしょうか?
そして、校長先生は、報告をされなかった、または報告がなくても「いじめの事実を認識する努力を行ったことを反省すべき」ではなかったのでしょうか?
教職員会議で、少なくても「いじめをなくすために」という議題があれば、各々のクラスの状況報告の場があれば・・・と思わざるを得ません。
2013年にいじめ防止対策推進法が制定されましたが、まだまだ現場には「いじめをなくす」「解決する」という意識は希薄なのではないかと思いました。