目標達成のために必要なことはすべてやろう

人には目標を達成できる人とできない人がいます。その違いをかんがえてみましょう。


オリンピック選手が金メダルを獲るためには、生活リズムを整え、正しく栄養を採り、
トレーニングと休養のバランスを整え、ユニフォームや靴や器具を最適化し、心を鍛え……と、
自分にやれることの「すべて」をやります。

優れた運動神経とその種目のための練習だけでいいわけではありません。

どんな目標でも、達成するためには
まずやっておかねばならないことがあるのです。

「本丸」を落とすには「外堀」から攻略しなければいけないのは、誰もが知る兵法の常識です。

本気で目標を達成したければ、
「外堀」=「その前にやらねばならないこと」を
すべて「埋める」=やり尽くす覚悟と努力が必要だということです。

シュリーマンは、「トロイの遺跡を発見し発掘する」という
「本丸」=「子ども時代から持ち続けた大目標」を達成するため、
情熱的に、かつ周到にその「外堀」を埋めていきました。

そうしてこそ、そこまでしてこそ、
達成できた偉業だったのです。

ともすれば、子供たちは、自分の目標、
たとえば「サッカーの名選手」や「楽器のプロ」になるには、
他のことを放擲して、他のことは捨てるか、いい加減にして、
サッカーや楽器の練習にのみ明け暮れればいいと思いがちです。

それでは、「目標」を達成できないのだ
ということを教える必要があります。
 
そこで、子ども時代からの目標を長期にわたって持ち続け、
その達成に向けてやれることをやり続け、
ついには目標を達成したシュリーマンの生涯は、
とても参考になるものです。

シュリーマンの偉人伝を読んでみることをぜひおすすめいたします。

こちらの記事は経営しているニッケンeスクールの塾生向けブログからの引用です。

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