リベンジポルノに対する罰則

リベンジポルノに対する罰則をご紹介いたします。

☆裸の画像をネットに載せると脅し、金品を要求したり、関係をせまるなど
・・・・・脅迫罪〈最高刑懲役2年〉

☆無理やり裸の画像を撮影する
・・・・・強要罪(3年以下の懲役)

☆性器がうつった画像をネットに載せる
・・・・・わいせつ物公然陳列罪(2年以下の懲役)

☆本人の名誉を傷つける写真や動画をネットに流す
・・・・・侮辱罪、名誉棄損罪(3年以下の懲役)で処罰される

☆被害者が18歳未満の場合
・・・・・児童買春、児童ポルノ禁止法の公然陳列罪〈5年以下の懲役、500万円以下の罰金)

☆しつこく裸の画像を送れなどとメールを送る
・・・・・ストーカー規制法「つきまとい行為」の対象になる

児童ポルノのリンク先をネットに貼り付ける、児童ポルノの画像を拡散する
・・・・・有罪とする最高裁の判決もある



アメリカ合衆国の取り組み

ニュージャージー州では、2004年からゴシップとして広がることを防ぐため、無許可で性的な写真や録音・録画を散布することを禁じています。カリフォルニア州では、2013年10月1日に施行されたリベンジポルノ非合法化法により、嫌がらせ目的で、個人的な写真・映像を流出させたとして有罪になれば、最高でも禁錮6ヵ月、最高1000ドルの罰金系の対象となります。同法によれば、合意の上で撮影された写真を、別れた後に相手の同意を得ずに投稿するのも違法ということになります。一方で、流出者と撮影者が同一人物でない限り、この法律は適用されないという制限があります。


恋人やネット上で知り合った人に裸の画像を送ってしまうと、それが消せない傷として一生残る可能性もあります。一度投稿された画像は、海外のサイトに載せられることもあり、すべて削除するのは、とても難しいのです。

また、LINEやメールで出回った画像をすべて削除するのは実質的に無理だと言えます。裸の画像や他人に見られたくない画像は相手がだれであっても絶対に記録に残すべきではありません。

一度撮影された画像は、いつネット流出するかわからないものです。

子供を守るためにも、家庭でも、しっかりと子供と向き合って、話し合うことが大切です。