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先日、ピンクシャツシンポジウムでご一緒させていただいた中園直樹さんの
『ピエロで行こう』を読みました。
いじめ加害者の心理、そしていじめ被害者の心理がとてもよくわかる小説でした。
こちらの『星空のマウス』は、本当にいじめの構造、そしていじめ加害者の様子がよくわかります。全くその通りです。
いじめでどうして子供が死ぬのだろうと思っている方は、一度読んでいただきたいと思います。
私も以前、エントリーで書かせていただきましたけれど、
放っておくといじめはエスカレートします。
ですから、早期発見が大切なのです。
そして、いじめ加害者は、DV加害者と同じように、被害者に依存しています。
一度、いじめがなくなったからといって、それで安心ではなく、再発防止のためには被害者が望まない限り、被害者と加害者は離すべきです。
それが子供の心を守ります。
ぜひ、もう一度身近でいじめは起きていないか、よく観察してみてくださいね。
絶望を希望に。
いじめに気付いてあげる大人の存在、いじめ反対の意思表明の大人の存在は、
「子供たちの希望」です。