子供の自尊心を育てる・・・ちょっとした工夫
いじめ問題、学力問題にかかわってくることですが、子供の自尊心を育てることって大切ですよね。
自尊心の育て方というと、「ほめて育てる」ということがすぐに思い浮かびますが、
これはある程度は当たっていますが、子供も賢くなってくると
「上っ面」で褒めているのか
本当の心から褒めているのか
すぐに見抜きます。
難しいですよね。
不登校の子が来ると、まず親御さんに子供さんをよく観察してもらって
長所を発見してもらいます。
長所ということが難しかったら、「特性」「強み」でもいいです。
例えば、とってもゆっくりなマイペースなお子さんだったら
・物事を丁寧にやる
・自分で納得しながら物事を進める
という特性があるわけです。
それを、具体的な言葉にして子供に伝えてあげるようお母様に勧めます。
また、その子が何に関心を持っているのかなあということも観察してもらいます。
学校の勉強だけでなく、絵が好きだったり、自然を観察したり・・・
人間は必ず「学びが好き」なんだと信じて発見してあげるとよいと思います。
ある実験があって
・寝ているだけで2万円もらえるバイトをさせてみました。
「寝ているだけ」というのが条件なので、目も覆って、音も聞こえないようにして無感覚にするんです。
そいうしたら、どんな人でも2~3日が限度だったそうです。
つまり、人間は「好奇心」でできているんですね。
何もやらなくていいというのは、実はとても苦痛なのです。
ですから、、好奇心の種を発見してあげて、適切な刺激をしてあげるとよいと思います。
そうしたら、その子の「強み」が見えてきます。
発見した強みを、具体的に口に出して褒めることで子供の心の中に自尊心が育っていきます。
子育ては本当にクリエイティブですね♪