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日本を見直そう♪ アメリカの覇権主義

アメリカは、ハワイを乗っ取った後は、スペインに戦争を挑みます。スペインの植民地支配に苦しむ人々を救うという名目です。

 
米西戦争です。
 
米西戦争の目的は、キューバ独立戦争を助けるはずでしたが、アメリカが勝利すると、いつの間にか大義名分は引っ込められて、キューバ保護領にされてしまいました。
 
それだけでなく、スペイン領だったプエルトリコも領土化され、カリブ海がアメリカのものになっていました。
 
1903年のパナマ保護領化は、アジアの国々にとっても大きな出来事です。
 
1914年、パナマ運河を開通させ、南米大陸への航海権、通商権を掌握するとともに、太平洋への航路を確保。本格的に太平洋へと乗り出してきます。
 
米西戦争は、アメリカがアジアで覇権を握る契機にもなりました。アジア進出の好機と捉えたアメリカはスペイン領だったフィリピンに艦隊を派遣、スペイン艦隊を撃破します。
 
この勝利の裏にはフィリピンの独立革命家、アギナルドやリカルドを指導者とするフィリピン独立軍の活躍がありました。
 
海からアメリカ極東艦隊に追い詰められ、マニラに立てこもったスペイン軍は、独立軍に包囲され降伏します。
 
独立軍がアメリカに協力したのは、アギナルドらにアメリカ軍が独立支援を約束していたからです。
 
しかし、実際は1898年に戦争に勝利すると、独立軍の報復を恐れるスペインの要望に応じ、独立軍の入城を禁じ、フィリピンをアメリカの領土に組み込んだのです。
 
アメリカの覇権のやり方は、表向きは民主主義、人権という見栄えのよい名目で介入し、侵略をする、戦争をしかけるというやり方でした。
 
この点をおさえて次もフィリピンのつづきにいきたいと思います。