日本を見直そう♪ モーゼの十戒と教育勅語

学校で学ぶ大航海時代はロマンあふれる勇気の物語として伝えられていますが、実際はこれまで見てきた通り、侵略と強奪の歴史でした。 なぜ、歴史教育がこのようになったのかは後ほど触れるとして、西洋と日本人の基本的な思想がよくわかるのが、モーゼの十戒…

日本を見直そう♪ 西欧と日本のメンタリティの違い

16世紀から20世紀に至る西洋諸国の非白人地域の植民地分割の歴史をたどると、まさに弱肉強食の世界でした。 日本には 「負けるが勝ち」 「騙すより騙されろ」 という言葉がありますが、この素晴らしい日本人ならではの考えも国際社会では通用しないことがわ…

仙台のいじめ自殺 遺族側が提訴

日本を見直そう♪シリーズも途中ですが、本日このような報道がありましたので、こちらについて触れたいと思います。 news.yahoo.co.jp 記事には 訴えによると、館中に14年4月に入学した生徒は、同学年の男子生徒から仲間外れや悪口、からかいなどのいじめを繰…

日本を見直そう♪ アメリカと日本

アメリカと、日本は衝突するのは必須だったーということを確認したいと思います。 中東からアジアにかけては、すでにヨーロッパ諸国によって分割されていて、割り込む隙間はありませんでした。 しかし、まだ中国大陸という広大で膨大な人口を擁する地域が残…

日本を見直そう♪ アメリカの勢力拡大

ハワイを強奪、米西戦争を仕掛け、西へ西へと勢力を拡大したアメリカの太平洋西進の最大の狙いは中国大陸での権益の獲得でした。 セオドア.ルーズベルト第26代アメリカ大統領、その甥のフランクリン.ルーズベルト第32代アメリカ大統領が信奉した戦略理論は、…

日本を見直そう♪ ロシア

日本を見直そうシリーズアメリカについては、まだまだ続きますが、今日は、ちょこっとロシアについて触れていきます。北の大地ロシアは、13世紀から15世紀までモンゴル帝国、次いでオスマントルコ帝国と東洋の支配にありました。東洋勢力を撃退した後も、西…

日本を見直そう♪ 「戦争放棄」原則はフィリピン憲法から

アメリカの味方をすれば、独立を許すという約束を反故にされたリカルドらが援助を求めたのも日本でした。 日本に援助を求めながら乏しい武器でゲリラ戦を展開します。 これを待っていたかのようにアメリカは、独立軍はゲリラだと宣言。戦争ではなく、ゲリラ…

日本を見直そう♪ アメリカの覇権主義

アメリカは、ハワイを乗っ取った後は、スペインに戦争を挑みます。スペインの植民地支配に苦しむ人々を救うという名目です。 米西戦争です。 米西戦争の目的は、キューバの独立戦争を助けるはずでしたが、アメリカが勝利すると、いつの間にか大義名分は引っ…

日本を見直そう♪ 日本に助けを求めたハワイの王様

近代憲法を求めたハワイのアメリカ人の運動は、実質的には、参政権を現地の人から奪い、実効支配していくものでした。 この日がくることをかねてから予測していたカラウア国王は、それ以前に日本に助けを求めていました。 その6年前、王は国賓として来日し、…

日本を見直そう♪ 19世紀もう1つの国アメリカ

18-19世紀は、イギリスの世紀でしたが、もう1つ台頭してきた国があります。アメリカ合衆国です。 アメリカは、先住民をインディアンを一掃するエスニック.クレンジング(民族浄化)という蛮行を経て樹立された国です。西武開拓を完了させ、北アメリカの西征が…

日本を見直そう♪ アフリカの三重苦

イギリスから始まった産業革命は、西欧諸国に波及し、19世紀中頃までには、フランス、ドイツ、ロシア、アメリカでも起こります。 その結果、資源獲得と市場拡大のため、より多くの植民地を必要とすることになりました。 そこで目をつけたのがアフリカです。 …

日本を見直そう♪ イギリスの世紀

これまで、スペイン、ポルトガル、オランダの覇権主義についてお伝えしてきました。いよいよ、イギリスです。 17世紀がオランダの覇権の世紀だとしたら、18.19世紀はイギリスの世紀です。 イギリスは、この二世紀の間に大英帝国を築き上げました。 最盛期に…

日本を見直そう♪ オランダの統治の仕方

日本を見直そうシリーズ、オランダの統治の仕方まできました。 なぜ、日本を見直そうーなのに、西欧のことばかり???と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、「比較」のためです。 このシリーズの1番最初のエントリーで、日本の大航海時代はwin-win…

日本を見直そう♪ その後の西欧の支配

これまで、スペイン、ポルトガルがキリスト教布教の名目で、次々と東洋の地を征服した歴史を紹介してきました。 ※本来のキリスト教の教えがそうだったのではありません。 世界支配が着々と進むと、これらを白人の優位性、ヨーロッパ文明の優越性、キリスト教…

日本を見直そう♪ 18世紀のロシアの驚異

18世紀の末頃から、シベリアからアラスカまで広大な土地を領土におさめたロシアは、酷寒の地、シベリア経営のための食糧をはじめとする生活必需品の供給元を日本に求めて、蝦夷地に出没するようになります。 ロシアの東方進出、侵略の手先が日本にのびてきま…

日本を見直そう♪ 知的な防波堤を築いた江戸時代

徳川幕府も、安穏と平和を貪っていたわけではありません。 太平の眠りを覚ますじょうきせん、たった四杯で夜も眠れず とは言われましたが、これは庶民感覚だったと思います。 260年にわたる鎖国の間も、来るべき白人侵略に着々と手を打っていました。 戦争が…

日本を見直そう♪ 鎖国の目的2

江戸時代の御朱印船貿易は、純粋に貿易を目的としていたので、繁栄をお互いの国にもたらしました。 ここで、あえて ☆純粋に貿易目的 と書いたには理由があります。 大航海時代といえば、スペイン、ポルトガル、イギリスと西欧がすぐに思い浮かぶかと思います…

日本を見直そうシリーズ♪ 鎖国の本当の目的

子供たちと話していて、誤解されているのが ☆鎖国 です。 このために、日本は近代化が遅れた、 閉鎖的な考えの民族だ と誤解しています。 実際は、そうではなく、鎖国しなくてはならなかった状況があったのです。 話は少し江戸時代から遡り、秀吉の時代、学…

日本を見直そう♪ シリーズ始めま~す。

私は歴史が大好きした。 英語が好きなので、どちらかと西欧的だと思われることも多いのですが、外国に行ってみると日本のよさがわかります。 また、初めての海外旅行で訪れたイスタンブールで、日本が大好きなハッサンというトルコの少年から、日本のことを…

自分が楽になった本♪

私の住んでいる町から車で20分くらいのところに、TSUTAYAとスタバのコラボ、スタバのコーヒ-を飲みながら、本を読んでいいですよ、というお店があります。 先週の日曜日、娘たちの塾の帰りに久しぶりにこちらによって、また、久しぶりにこちらで本を読みま…

葛飾区 いじめ自殺で第三者委員

www.sankei.com 葛飾区で、いじめ自殺に対して第三者調査委員というニュースです。 これは、直前に部活動で、ズボンを脱がされたり水をかけられたりして、学校を出た後、自殺した事件ですが、当初は、記事にもあるように自殺との因果関係を認めてはいません…

教師の暴言問題から考える

先月末のことですが、神奈川県で、白血病の生徒に 「吐き気くらいで授業を休むのか」と言った教師が問題になっています。 headlines.yahoo.co.jp 実は、こういうことは、わりと多いのです。 今回は、さすがに「白血病」という明確な病気の子に対してだったの…

いじめをなくすために大切な考え方

以前、いじめを無くす魔法の言葉 として、自分がしてほしくないことは人にしない というエントリーを書いたことがあります。 古来から偉人たちが言っている言葉として ⭐️自分がしてほしくないことは人にしない、自分がされて嬉しいことを人にする があります…

山形県天童市のいじめ自殺事件で教員に懲戒処分

山形県天童市のいじめ自殺事件で、教員に懲戒処分が出ました。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160316-00000009-khks-soci 「山形県天童市の天童一中1年の女子生徒=当時(12)=が2014年1月にいじめを苦に自殺した問題で、山形県教委は15日、適切な対…

熊本の中2 報告書を見る限り学校の対応が最悪です。

熊本県の中2の転落死事件は、第三者調査委員会によりますと、「いじめが16件認められた」ということです。http://news.yahoo.co.jp/pickup/6194883記事によりますと 市教委によると、女子生徒は15年1月20日と3月11日に「数人の生徒から嫌なことを…

これからも議論を フリースクールを認める法整備

昨日のフリースクール法制化見送りについて、 また、別の論点から残念ですということを書かせていただきます。 昨今の不登校児が増えている、これからも増え続けることが予測されている現状からは、明治時代以降の公立学校が制度疲労を起こしていることは明…

スマフォ禁止と学力の関係 高学力には影響なし

スマホ禁止で学力向上〈英〉ロンドン共同】スマートフォンなど携帯電話を学校に持ち込むことを禁じると、成績が低い生徒の学力が大きく向上するとの調査結果を英ロンドン大経済政治学院(LSE)の研究チームが22日までにまとめた。「持ち込み禁止は学力…

学校という組織の不思議

広島で、やってもいない万引きの経歴を理由に、希望する私立高校に推薦してもらえなかったことを苦に中3が自殺しました。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160309-00050166-yom-sociこれについては、あまりにもひどすぎてブログに書くのは控えようとも考…

いじめ防止推進委員会のテキストとしても使えますとのお声をいただきました♪

拙書 いじめ相談の現場から いじめられっ子を子供に持つ両親のための、いじめへの具体的対処法/プラスワン・パブリッシング ¥324 Amazon.co.jpですが、☆いじめ相談、解決の教科書として使える☆やさしい、熱い思いが伝わってくる☆加害者の心理とはこういうこ…

いじめ反対の少しの思いを広く集めることが大事

いじめ防止活動は、それぞれの立場で何かをすることができます。 1番多い傍観者ーいじめは嫌だ、いじめには反対だと意思表示を少しずつするだけで、その思いを多く集めることで、いじめは減り、なくなっていくと思います。 そういう思いをこれからも少しずつ…

自治体のいじめ対策NPO法人が評価

本日はこんな記事をみつけました。 各自治体が出しているいじめ対策方針をNPO法人が評価したものです。 http://mainichi.jp/articles/20160307/ddm/013/100/059000c これによると鹿児島市がトップとなっています。 評価基準は具体性、実効性を考慮した、とあ…

親の覚悟

いじめ問題で、最終的に子供たちを救うのは「親の愛」言い換えると「親の覚悟」です。いじめ自殺未遂の方の話を聞いても、親の涙を見て思いとどまった、という話を聞きます。(親が自殺未遂の場を発見できた場合です。誰でも発見できるわけではありません。…

岩手の方がこんな紹介をしてくださいました。

東北の岩手・・・といえば、「中尊寺」など素晴らしい景色を思い浮かべる方が多いかと思います。私にとっては、岩手といえば「矢巾」です。悲しいいじめ自殺事件があった場所。岩手に住むFacebookフレンド様、息子と通っている学校が同じで保護者会仲間でも…

いじめの対処法についての電子書籍を出版いたしました☆

このたび、いじめ解決への本を電子出版させていただきました。3月4日から、無料キャンペーンが3日間開催されます。イジメで悩んでいらっしゃる方のお役に立てましたら幸いです。 いじめ相談の現場から いじめられっ子を子供に持つ両親のための、いじめへの具…

子供の自尊心を育てる・・・ちょっとした工夫

いじめ問題、学力問題にかかわってくることですが、子供の自尊心を育てることって大切ですよね。自尊心の育て方というと、「ほめて育てる」ということがすぐに思い浮かびますが、これはある程度は当たっていますが、子供も賢くなってくると「上っ面」で褒め…

英雄・偉人伝を嫌う危うさ

今、学校では「道徳」に見直しが行われていますが、子供たちに最適なのが「偉人教育」です。しかし、長らく日本では「偉人教育」が否定されてきました。いわゆる「左翼史観」です。この考えを持っている方たちは、「明治維新」についても「四民平等になって…

いじめている子がいじめを止めた瞬間

先日はとてもうれしいことがありました。いじめ撲滅動画プロジェクト加害者編に、なんと「友達がこの動画をみていじめを止めた」というのです。その動画はこちらです。↓↓↓いじめ撲滅動画プロジェクト加害者編すでに30000Viewを突破いたしました。いじめをな…

兵庫・姫路市の中学教諭が「いじめ隠蔽」を指示?!

朝からこんなニュースが。 headlines.yahoo.co.jp 兵庫県で、部活動中にいじめによって怪我をした生徒に顧問が「階段で転んだことにしろ」と指示したそうです。 子供達は、教師のちょっとした言動にとても敏感です。 例えば、提出物を提出する際、先生が〇〇…

いじめ・不登校担当配置 宮城県

宮城県では、仙台市を除いた市町村に、県教育委員会はいじめ・不登校の担当を配置することを決めました。 www.yomiuri.co.jp 記事によると「県教育委員会は10日、2016年度から、仙台市を除く県内の全小中学校に「いじめ・不登校対策担当者」を配置する…

五郎丸選手の「歴史を変えたノート」

一流のスポーツ選手は、ノートをよくつけていると言います。羽生選手もつけているそうです。五郎丸選手もつけていました。雑誌WILLで紹介された「ワールドカップ日記」を読むと常に考え続けていることがわかります。自分のプレイ、戦う意味、ラグビーの現在…

五郎丸選手にみる信念の力 歴史を変える

ラグビーで日本が大活躍したことは知っていましたが、最近、その陰には五郎丸選手のすばらしい思いの力と努力があったことを知りました。私は、いじめ被害者の方、元いじめ被害者の方にも自分の将来、希望をもっていただくことが大事だと考えています。なの…

いよいよ今週末 いじめ反対 ピンクシャツイベント

今週末、いよいよいじめ反対のピンクシャツイベントin君津です。 主催の方から、思いがけず多くの方のご協力をいただいています!とお伺いしました。 さすが、私の大好きな君津、木更津地域です。 何故、私が木更津、君津が好きなのか。 それは、日本の神話…

戦うということについて考える

いじめ問題に取り組んでいると・いじめられる方が悪い・強くなれという方からの抵抗に「よく」あいます。私は、原則としてこの考えには反対です。イジメはいじめる方が悪いそう考えています。また、「強くなれ」ということに対しても、一定の範囲で「?」で…

吉田羊さんブレイクの秘密「感謝ノート」

苦しみや、悩みはたいてい、自分自身がつくっている と言ったらどう思われますか? 周りが変わる不思議なきっかけとして 「感謝の心」 があります。 相手は、1パーセント、または10パーセント足りないところがあるかもしれない でも、その足りないところを一…

笑顔に敵なし

海外に行くと、エレベーターなどで一緒になった方は、必ず笑顔で挨拶してくれます。 これは 私はあなたの敵ではないんですよ という意思表示なのだそうです。 日本のような島国と違って、陸続きで他国と繋がっていると、他国の方とご一緒する機会が多いので…

宮城県でいじめ・不登校の担当を配置

宮城県では、仙台市を除いた市町村に、県教育委員会はいじめ・不登校の担当を配置することを決めました。 www.yomiuri.co.jp 記事によると「県教育委員会は10日、2016年度から、仙台市を除く県内の全小中学校に「いじめ・不登校対策担当者」を配置する…

自己肯定感

いじめ問題や学力向上など、教育をテーマに活動していますが、やはりキーは 「自己肯定感」 だなと思います。 この自己肯定感、自分の両親との関係が大事です。 何故なら、生まれてからずっと、両親の影響を 何らかの形で受けているからなんですね。 両親か…

二重生活を送る子供たち

今日は、少し「かたい」話です。現代では、「学校と塾の二重生活」を送る子供たちが多いと思います。私は学習塾も経営しています。その立場から、これを言うのは非常に心苦しいのですが、この二重生活が子供たちの負担になっていると思います。学校について…

桑田・清原 KKコンビに見る人間関係の法則

世間は、清原元プロ野球選手の話題で持ちきりですね。薬物に関しては今更特段コメントする必要もないくらい「やってはいけないこと」ですし、それでも私は清原亜紀さんのファンなので、これについてはもう触れたくない気持ちの方が強いので、とっても厳しい…

自分がしてほしくないことは人にもしてはいけない

いじめをなくす魔法の言葉「自分がしてほしくないことは人にしてもいけない」ということを子供たちに伝えています。「自分がしてほしくないことは、人にしてもいけない」といことは、黄金律(ゴールデンルール)と言われているものです。あなたは、いじめら…