大人がしたら非難されることは子供の世界でもいけないと教えるべき
2日前くらに、ネット上である政治家の方のHPの教育鼎談に
「 私の中学時代は男子校でしたが、クラスの悪ガキを中心に皆いつもふざけていて、ちょっと小さくて可愛い同級生を全部脱がして、着ていた服を教室の窓から投げるようなことをよくやっていました。脱がされた子は素っ裸で走って服を取りに行くんです。
当時、テレビでベンケーシーという外科医のドラマがはやっていました。ベンケーシーごっこと称して、同級生を脱がして、皆でお腹やおちんちんに赤いマジックで落書きしたりしました。やられた方は怒っていましたが、回りはこれをいじめだと思っていませんでしたね。今なら完全ないじめになり、ノイローゼになったりするケースもあるのかなあと思います。いじめられている方も弱くなっているという側面はありませんか。」と掲載されていたことから、ネット上を中心に論議を呼んでいました。
この内容のことを、小学校低学年ならいざしらず(それでも注意はしますが)、中学生がやっていて、それを「いじめだとは思わない」という感覚を私は容認することができません。
大人になって、会社で同僚を全裸にし、さらに体の一部に赤いマジックで落書きをして許されるでしょうか?
何度も書きますが、学校は「社会に出るための」人材を養成する場です。
・やっていはいけないこと
・やってもいいこと
を教えるのが教育です。
「今ならいじめ」ではなく、これは当時でも「いじめ」ですし、「犯罪」です。
これをいじめではなかったと思っているのなら、その状況を正すのが政治家のお仕事だと思います。