五郎丸選手の「歴史を変えたノート」

一流のスポーツ選手は、ノートをよくつけていると言います。
羽生選手もつけているそうです。

五郎丸選手もつけていました。

雑誌WILLで紹介された「ワールドカップ日記」を読むと
常に考え続けていることがわかります。

自分のプレイ、戦う意味、ラグビーの現在、将来について・・・

その一部をご紹介すると

「我々は旅出でる。
日本の歴史を変える旅へ。」


「押しつぶされそうな緊張感が襲いかかってきた。(中略)
どんな舞台であろうが、自分のやるべきことをクリアにしておけば心は整っている。」

ラグビーは競争心だけでは戦えない。〈中略〉
リーダーズミーティングで今自分自身が押しつぶされそうな緊張感を抱えていること。
試合前国家を歌うことで己を見失うであろうと伝え、
国歌斉唱の後に一声かけて肩をたたいてくれと伝えた」

「国家が流れると、今まで感じたこといないような感情がこみ上げてきた。気づけば涙があふれていた。何の取り柄もなかった正念が国家を聞き涙を流せる日が来るなんて本当に幸せだ」

「4年前『歴史を変える』と始まったチームだった。
同点では歴史は変わらない、「逆転で歴史を変える」そんな強い気持ちと、それを信じるチーム〈中略〉
日本のラグビーの歴史に加え、世界のラグビーの歴史が変わった瞬間だ。」

そして、印象的だったのはテレビで見た五郎丸選手のスタッフへの感謝でした。

このノートと感謝の気持ち・・・
大きな夢、信念をかなえるには必要なアイテムだったと思います。