英雄・偉人伝を嫌う危うさ

今、学校では「道徳」に見直しが行われていますが、
子供たちに最適なのが「偉人教育」です。

しかし、長らく日本では「偉人教育」が否定されてきました。
いわゆる「左翼史観」です。

この考えを持っている方たちは、「明治維新」についても「四民平等になって、皆、どんぐりの背比べで、自由意志でやっているうちに、新しい悔いができてきたんだ」という考え方をします。

しかし、よく考えてみると、

吉田松陰は、生誕約80年で、松陰神社が建っていますし、
二宮尊徳も生誕から100年ほどで報徳神社が建っているのです。

私はこのお二人は日本が誇るべき素晴らしい方だと思っておりますが、「神社」が建つということは
それくらい人々の心に何か素晴らしいものを遺したということだと思います。

偉人教育の素晴らしさは、その偉人の考え方です。

「多くの人の幸福のために、長期的な視野を持って、不断の努力をする精神」です。

今、子供たちの間を殆ど支配してる価値観は

「今」
「ここ」
「皆のノリ」


です。
偉人たちとは真逆です。

このまま、左翼史観で「今」「ここ」「皆のノリ」だけで生きる人々を多く育てるか
「多くの人の幸福のために、長期的な視野を持って、不断の努力をする」人々を多く育てるか。

これは、日本の未来にかかわることなのではないか?と考えています。

ですから、

「今」
「ここ」
「皆のノリ」

を超える考え方を子供たちに伝えていきたいと思います。