殿さまの通信簿

少しブレイクして、歴史もの・・・。

(いじめ問題とは直接関係ありませんが、時々人間の素晴らしさを確認する本を読むことは必要かなと(^_^;))

これ、本当は「武士の家計簿」を読みたかったのですけれど、図書館リクエストをしたらなぜかこれがきたという・・・。

 

しかし、これはすごかったです。

 

『土介冦讎記』という元禄期に書かれた歴史書で、な、なんと幕府隠密の「秘密諜報記」だったのです。

 

公儀の隠密が探索してきた各藩の内情が書かれている本で、原爆で焼かれたりして、現在は一冊しか残っていないものを、東京大学の金井圓教授(当時)が、原文を解読して書物化したものです。

 

水戸黄門浅野内匠頭も出てきます。

 

事実は小説より奇なりー小説より面白うございました(*^^)v