もう、国には頼らない
私は「学校」は大好きなのですが、「学校」ものを読み続けると気が滅入ってきます。
それは、おそらく私の「職業意識」〈おもに、前職の客室乗務員や、今の経営という環境でつちかわれたものです。〉からすると、むむむむむ!ということが多いからという理由だと思います。
そこで、時々読み返すのがこれ。
教育現場に経営的視点をという本です。
実際、学校の立て直しもされたことがあるので、非常に説得力があります。
提言として
経営力で学校を変えるための7つのポイント
○改善の見込みのない教師は、教員免許の見直しも行う一方で、社会人経験のある有能な人材を積極的に活用する
○教育委員会の制度を見直し、教育現場で健全な競争と改善意欲が出るよう促す
○公立中学などでも、学校選択制やバウチャー制度を取り入れて、良い意味での学校間の競争が起き、授業内容の水準などが向上するよう促す。
○360度評価で、教師たちに自分の能力を客観視させる。
○生徒数1500人規模の学校であれば、総収入に占める人件費率50%が学校経営の損失分岐点であることを教師たちに理解させたうえで、彼ら自身に給与体系づくりと組織づくりを任せる
○「夢手帳」を作り、生徒たちに自分の夢を現実化するためのプロセスを考えさせ勉強することの意味を教える。
○雇用の契約制や、インターン制の導入で、教師の質を向上的に確保・向上させる。
とっても気持ちのいい内容です(*^^)v
たぶん、今の学校の教員に言ってもほとんど、何を言われているのかわからないと思いますけれど・・・(^_^;)