2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

日本を見直そう♪ アフリカの三重苦

イギリスから始まった産業革命は、西欧諸国に波及し、19世紀中頃までには、フランス、ドイツ、ロシア、アメリカでも起こります。 その結果、資源獲得と市場拡大のため、より多くの植民地を必要とすることになりました。 そこで目をつけたのがアフリカです。 …

日本を見直そう♪ イギリスの世紀

これまで、スペイン、ポルトガル、オランダの覇権主義についてお伝えしてきました。いよいよ、イギリスです。 17世紀がオランダの覇権の世紀だとしたら、18.19世紀はイギリスの世紀です。 イギリスは、この二世紀の間に大英帝国を築き上げました。 最盛期に…

日本を見直そう♪ オランダの統治の仕方

日本を見直そうシリーズ、オランダの統治の仕方まできました。 なぜ、日本を見直そうーなのに、西欧のことばかり???と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、「比較」のためです。 このシリーズの1番最初のエントリーで、日本の大航海時代はwin-win…

日本を見直そう♪ その後の西欧の支配

これまで、スペイン、ポルトガルがキリスト教布教の名目で、次々と東洋の地を征服した歴史を紹介してきました。 ※本来のキリスト教の教えがそうだったのではありません。 世界支配が着々と進むと、これらを白人の優位性、ヨーロッパ文明の優越性、キリスト教…

日本を見直そう♪ 18世紀のロシアの驚異

18世紀の末頃から、シベリアからアラスカまで広大な土地を領土におさめたロシアは、酷寒の地、シベリア経営のための食糧をはじめとする生活必需品の供給元を日本に求めて、蝦夷地に出没するようになります。 ロシアの東方進出、侵略の手先が日本にのびてきま…

日本を見直そう♪ 知的な防波堤を築いた江戸時代

徳川幕府も、安穏と平和を貪っていたわけではありません。 太平の眠りを覚ますじょうきせん、たった四杯で夜も眠れず とは言われましたが、これは庶民感覚だったと思います。 260年にわたる鎖国の間も、来るべき白人侵略に着々と手を打っていました。 戦争が…

日本を見直そう♪ 鎖国の目的2

江戸時代の御朱印船貿易は、純粋に貿易を目的としていたので、繁栄をお互いの国にもたらしました。 ここで、あえて ☆純粋に貿易目的 と書いたには理由があります。 大航海時代といえば、スペイン、ポルトガル、イギリスと西欧がすぐに思い浮かぶかと思います…

日本を見直そうシリーズ♪ 鎖国の本当の目的

子供たちと話していて、誤解されているのが ☆鎖国 です。 このために、日本は近代化が遅れた、 閉鎖的な考えの民族だ と誤解しています。 実際は、そうではなく、鎖国しなくてはならなかった状況があったのです。 話は少し江戸時代から遡り、秀吉の時代、学…