いじめられている側にも原因があるという意見に対するはるかぜちゃんのさすがコメント、そして・・・。

以前にもLINEいじめについて秀逸な意見を述べ、また、朝日新聞のコラムに「いじめっ子へ」のメッセージを寄せたはるかぜちゃん、また「いじられる側にも原因がある」に対して相変わらず鋭い意見を述べてくれました。

http://togetter.com/li/1038210

 

「いじめられる側に原因があるか聞かれたら 完璧な人間はいないので ある、と答えざるをえません けれどそれは、いじめる側が原因を相手の中に「見つけた」だけのことだと思います まずいじめる側に、誰かをいじめたいという目的(結果)があって その目的に向かって、原因を探し出されたのです。」

 

これは、アドラーの心理学的観点にも通じるご意見かと思います。

 

また、いじめっ子は「いじめる原因」を見つけます。

基本スタンスが「いじめる」なのです。

 

痩せていてもいじめられるし

太ってもいじめられます。

 

成績が悪ければいじめられるし、

優等生でもいじめられます。

 

つまり、原因があるからいじめるのではなく、「いじめる原因をみつけて」いじめるのです。

 

少し、観点をかえますが・・・

私は時々「いじめられたトラウマ」を抱えているという方から相談を受けることがあります。

 

少々厳しい言い方になりますが、いじめられた子が全員、トラウマを抱えて社会不適応になっているかというと、そうではありません。

 

多少スランプでも、目標を持って努力している人もいれば、中には感謝している人もいます。

 

「いじめらたこと」にとらわれて前に進めて人の中には、

 

「前にすすまない」

「不幸を選択する」

 

という立場を自分で決めて、その原因を「いじめられた経験」に見つけている人もいます。

 

いずれにせよ、人間はまず「こうする」という思いが行動を決めるということです。

 

いじめトラウマにとらわれている君へ

「いじめるというスタンスに立つような卑劣な人間に自分の人生を支配されるのは、もうやめませんか?」